台湾・高雄 1/3

吉田修一の小説『路』がとても好きで、台湾高速鉄道に乗る旅行をした。
 
本当は1週間かけて南から北にぐるっと回る予定だったのだけど、仕事の都合で2泊3日、高雄とちょっと台南。 
 
6/30(土) 
タイガーエアで成田から高雄空港へ。前日会社の上司と日本酒をたくさん飲んでしまって若干二日酔い、、(若干じゃない)
空港に着くまで死にそうだったけど3時間のフライトで爆睡して元気になった。 
 
高雄(カオジョン)は港町、飛行機から膨大な量の巨大なコンテナが見えた。 
高雄空港から15分ほど地下鉄に乗ると高雄駅。ひとつ手前の美麗島駅の、あひる家ゲストハウスに宿泊。

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美麗島駅は天井がステンドグラス(もどき)になっている。もっと採光があったら綺麗だろうなー
 
フロントは日本語も通じる、シャワーとトイレ共有・個室で約4000円。口コミ通りすごい綺麗な宿。共用といってもシャワールームとトイレも4つくらいある。綺麗なカプセルホテルとかスパみたい。
 荷物を置いて散歩に。西側にある駁二藝術特区まで行ってみる。
 駅からすぐの食堂で軽くご飯。夜は近くの六合夜市で食べる予定。 
 

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夜市はこんなかんじでまだ準備中。

 

 
 
「大圓環鶏肉飯」 というどのガイドブックにも載っているお店、お店の年配の男性がにこにこしながら席を勧めてくれた。メニューは指さしで頼む。

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この鳥スープがとんでもなく美味しい。。。。。スープがあっさりだけど味があって、肉の身がほろほろジューシー。ご飯も美味しい。
いきなりすごい美味しいもの食べてしまった。 。。。。台湾こんなにおいしいの。。。。
お茶碗に軽く一杯の量。合わせて75元、300円しない。
 
 

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西に向かってずっと歩く。
むっとして暑い、湿気がすごい。雨が何回も降っては止む。
『路』の中で主人公の春香が、雨の中を傘を差して歩くんじゃなく、雨宿りして止むのを待つようになったことで、自分が台湾に慣れてきたと気づく印象的なシーンがある。
確かに誰も雨の中歩いたりしてないなあ。
特に予定が決まってるわけじゃないので、私も何度も雨が止むのを待った。 
たい
雨上がり。
 

途中で「高雄婆婆冰」でかき氷を食べる。ババア氷。スゲー名前。
多分ババアもといお婆様であろうきびきび働くお年寄りがいらっしゃった。
 
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暑いから生き返るように美味しい。マンゴーでかい。
家族連れがたくさん来てすごい量のかき氷を頼んで食べている。かき氷、これ以上なく台湾の気候にあってる。 
駁二藝術特区は倉庫をリノベーションした中にお店やギャラリーが多くて、雰囲気赤レンガみたいな。鉄道博物館(時間が遅くて閉まってた)もあって小さい列車が走る。若い女の子が友達と歩いているのが多い。
 
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にぎやかで歩いていると楽しい。もう超暑い。
可愛い雑貨が多いけど特に買わず。もう最近とんと物欲ないわ。
洗顔用石鹸を持ってこなかったので漢方の石鹸を買った。これとってもよかった。
帰りに日本にもあるGong-chaで無糖の鉄観音(無糖で指定しないと超甘いのが出てくる)を頼む。ちょうど雨が降ってきたので店内でしばらくステイ。日本語の雑誌があると思ったら2010年のキャンキャン。なぜだ。誰が持ってきたのか。なぜ捨てないのか。
 2時間くらい散歩して帰ると夜市がにぎやかになっていた。  
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ガイドブックには六合夜市は観光客向き、コアな客は少し離れた端豊夜市へと書いてあったけど、初見の観光客だもの。
缶ビールとスペアリブを食べた。猪肉と書いて豚肉。
美味しいけど私今日野菜全然食べてないな?肉とかイカ焼きとか海老焼とかあるけど野菜どこに売ってるの?
野菜を食べないと不安に感じる日本人。
 
どこもそうだけどお店の人はすごく感じがいい。明日食べたいものを物色しつつ宿へ帰る。 
コンビニでビール買ったけど、冷蔵庫に入れたままシャワー浴びたらすぐに寝ついた。