台湾・高雄 2/3


7/1 (日)
 
7時半に起きた。
朝方まで外がクラクションの音と人の声がしたから何度か目が覚めた。やっぱり日中暑いから夜活動するのかなー。けど寝不足って感じはしない。
朝ごはん、ガイドブックに載ってるところに行ってみようかと思ってたけど結構歩くのと朝からすんごい暑いので躊躇しちゃう。
とりあえず外に出ると、ホテルの目の前通りの向こうでも何やら売っている。
 
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豆乳売ってる!
 
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うまー!!!!
無糖の豆乳、大豆そのものの味で美味しい。小さい肉まんとこれで大変良い朝ごはんになった。ただちょっと野菜食べたい。売っているもの見まわしてもサンドイッチ、肉まん、パン。皆野菜どこで食べてるの。
 

今日は台南の近くにある奇美博物館 Chimei Museum へ行く。許文龍さんという方が創設した完全個人コレクションの美術館だそう。

ちょっと前までチケット完全予約制だったけど、今は当日でも入れるらしい。

地下鉄で高速左榮駅へ。ここが高速鉄道台北からの終点なんですってよ、わくわく。明日の高速鉄道のチケットを自動販売機で購入しておく。

奇美博物館行きのバスを見ると2時間に1本くらいしかない。ので別のルートにする。台南に行ってかちょっと街歩きして、美術館最寄りの駅から頻繁に出ているバスで行こう。

高雄駅に戻って、台湾鉄道(在来線)で台南駅に行く。

 

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台南駅前。

若者が多い!バスで安平という古都まで行けるので、国内の人も観光に来てるのかな。

駅を中心に南から西にぐるっと歩いて回る。

 

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国立台湾文学館

 

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ブーゲンビリアが南国の雰囲気

 

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路地がいい…!

 

味のある建物が多くて歩いていると楽しい。

「林百貨」という日本の統治時代に出来たデパートに寄ったけど何も買わず、この旅行は買い物しない気分だな。

「度小月」で台南名物の肉そぼろ麺を食べる。一緒に「青菜湯」を注文。 

 

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空心菜炒め!!野菜はこうして取るのか!

そぼろ麺もまろやかな味で美味しい。ビール飲んでもすぐ汗で出る。

台南から高雄の方に戻る形で電車移動、保安駅。

 

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味のある駅~。

そしてバス停がすごい。

 

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ガジュマルに覆われている。。。。カンボジアにあるメイベルン遺跡みたいだわ。 いいもの見れた感いっぱいでいざ奇美美術館に。バスは30分間隔くらい。すぐ着く。

 

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いやでかいな。

美術館もすごいけど広大な敷地に驚いた。日本語のガイドマップがあった。

 

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いや広いな。オリンポス橋にアポロン噴水広場にナルキッソス展望デッキ、恋歌の展望デッキってどれだけロマンチストなの。これが個人コレクションって世の中にはお金持ちがいるんだなあ。。。。。

 

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コレクションは兵器、楽器、剥製、そしてロダンの彫刻とある。写真は撮れなかったけどすごいボリュームでした、兵器の槍だけで1000本以上あったよ。動物の剥製もすごい、展示の仕方がかなりダイナミックで、剥製のポージングにこだわってるのか上野の国立科学博物館よりインパクトあった。

細密画の特別展やってたりしてたっぷり2時間はいた。もう夕方。

また保安駅から戻る。ちなみに台湾のバスは、手を上げないと止まってくれないと聞いていたけど、ぼーっと立ち尽くしてたら本当に止まってくれなかった。。。。歩くのも暑いのでもう30分バスを待った。基本的に暑い。 

保安駅から台南まで行って、台南から高雄までは急行に乗る。 急行は「自強号」といって全席指定。歩き疲れで、ぐっすり寝てしまった。 

 

ホテルでシャワーを浴びて夕飯はまた六合夜市に行った。

 水餃子と酸辣湯美味しかった。 小さい水餃子でもちもち。両方で300円しないくらいだった。

 

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欲を出して別の海鮮のお店で海鮮粥もいってみた。アワビと牡蠣ごろっと入ってスープがすごく美味しい。

中国人の観光客女性3人と同じテーブルになって、それ何!?と聞かれてお粥です~とメニューを指さして教えるとすぐ頼む。

お粥をみんなでつついてすごい盛り上がっていた。うまいっすよね(常連顔)


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荘記海鮮粥 の海鮮粥 海老・牡蠣・アワビ・アサリごろごろ

 

とにかくたんぱく質と炭水化物取ってる。

 

ホテルに帰ってKindleで『路』を3/4まで読む。 

何回も読んだけど面白いな~。優しい話で旅情感があって盛り上がりもあって吉田修一の本の中で一番好き。今台湾にいるわ!と思うとまた違う感じがする。ジンちゃんが幼馴染と夜市に行くところがリアルに想像できる。

ちなみにわたしの中で実写化したら台湾人のジンちゃんはカミナリの石田君。春香は少し若い石原さとみ。絶対実現しないでしょう。

クライマックスは明日、高鉄の中で読む。

 

今更ながら、『路』は2007年に開通した台湾の高速鉄道をメインにした日本と台湾を舞台にした話。(台湾高速鉄道は日本の車輛を使っている https://ja.wikipedia.org/wiki/台湾高速鉄道 )日本の企業から出張で台湾に来た主人公の女の子と、建築家として日本で働く台湾の男の子を中心に繰り広げられる複数組の台湾人と日本人のドラマ。 面白いです。